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CULTUREクラブ活動

雪像同好会

2015年の活動

「Team Elims(チーム エリムス)」は、さっぽろ雪まつり市民雪像を制作するHDC社内サークルです。

8倍の抽選会を勝ち抜き、17年連続制作をしているベテランチームです。
おかげさまでメディアへの露出度も高く、TV、ラジオの取材や出演依頼を多くいただいています。

Team Elims 2015

関係各所を賑わせた「キティちゃんアニバーサリータッグ」から1年……。
今年は北海道のソウルフード「ジンギスカン」の宣伝隊(?)になって雪像を制作しました。
「ジンギスカンのジンくん」です。

ジンくんは、「ゆるキャラグランプリ2014」で総合51位。ご当地40位。北海道1位の人気者。
でも、北海道民への認知度はイマひとつ。
観光客の皆様の方がご存知かもなキャラクターです。
北海道弁を使う焼いて食べられちゃうジンくん。
考えたらシュールだな。
けっぱれ!

今年の抽選会は大苦戦。
とにかく当たらない。

なんと数年ぶりの決選抽選に残ってしまった私達。
しかしここからがTeamElimsの底力でした。
決戦抽選の1番手で当選が決まりました。
今回は12丁目での制作です。

・決戦抽選とは、当選残数1/3くらいで行われる「これで外れたらおしまい」なスリリングな抽選フェーズです。
 とても心臓に悪いです。

作戦会議と豆腐

何とか制作できることが決まったら、テーマ決め、粘土制作を行います。

会場となる大通公園も着々と準備が進められていました。
市民雪像は、雪まつり実行委員会があらかじめ用意してくれた雪ブロックを加工して制作します。
雪ブロックは、通称「豆腐」と呼ばれています。

ある日「豆腐」を制作している所に遭遇できました。
こうやって作られているんですね。
ありがたや。

作業開始前

私達Team Elimsは、土日を利用して制作します。
2日間の天気予報は……?
土曜日:くもり
日曜日:暴風雪
これは土曜日のうちに少しでも頑張らなきゃ! と気合入れてスタート。

雪像の原型「豆腐」です。
上のブロックが幅2m、高さ2m。下のブロックが幅3m、高さ1m。
上ブロックを加工して形にします。
上ブロックは下ブロックの後ろぎりぎりに置かれています。
前面を広く取って、万が一雪像が倒壊しても、危険な雪の塊がお客様まで届かないための工夫ですね。

私たちの豆腐には、あらかじめ真ん中に角材を一本通していただきました。
これで雪像の強度アップです。

位置決め

「ジンギスカンのジンくん」
デザインのコンセプトは、箸につままれて食べられるジンくん。
今回は高さ配置の割合がとても重要。
なので高さ1mの所に線を入れました。

箸に挟まれて「ウグッ」と前のめりに傾いたジンくんを制作するため、このラインが非常に重要となります。
本当に大丈夫か?

若手も頑張っています

4月に入社して間もなく1年を迎える社員も多く参加してくれました。
彼らの強みは何と言っても若さ!
最初の工程はとにかく豆腐の角を落とすことなので、いきなり若さパワーの本領発揮です。
あっという間に角が取れました。

開始1時間経過

作業開始から1時間経過。
12丁目北側から撮影した様子です。
スプレーで大体の顔の配置を書き、それにそって形作りが進められます。

この角材は……?

何やら大きな角材が3本運ばれてきました。
一体何に使われるのでしょうか?
どうやって使われるのかは、これからのお楽しみ。
長いということがヒントです。

ランチ

毎年恒例の「セイコーマート」おにぎり、会社近くにある「布袋」のザンギ。
スイーツチーム買出しによるスイーツ。
ひたすら体力勝負なので、腹ごしらえは必須。
みんながホッとできる瞬間です。

午後の部開始

顔の輪郭を作り、さらに削って小さくしていきます。
朝から初めてここまで削り出したものの、ぼんやりとした形として見えるにはもう少しかかりそうです。

除雪作業も大事

削った雪を片付ける作業も大切な工程の1つ。
特に最初は大きな塊となって削られるため、足元を引っ掛けないように取り除いていきます。
ケガでもしたらシャレになりません。

作戦会議はその都度

削りすぎても後からシャーベットで埋めれば済むのですが、出来るだけ修正は少なく仕上げたい。
という訳で、1つの工程ごとに指示が飛ぶ、少し削ってはバランスを見る。
設計図を見ながら、あれこれと話し合って作業を進めていきます。

ジンくんの背中

ジンくんの後ろ側です。
雪まつり開催中は後ろ側に立ち入ることは出来ませんが、ここも丁寧に仕上げます。
既に頭部と胴体の境目がつけられました。
顔付けを考えなくて良いので、表側よりずっと楽かも!?

角材の使い道は……

雪像の前後に先ほどの角材を通して、シャーベット雪で固定していきます。
答えは箸となる部分の芯材でした。

この工程を終えたことで、一気に完成形に近づきました。

箸につままれたジンくん

箸となる部分の添え木完了。
ジンくん、箸につままれてます。
ここから雪をつけて行くのですが……なんだかこの方がリアリティだな。

1日目終了

すっかり日も陰り、気温も下がってきました。
箸用の芯材を念入りに固定したら、1晩かけて凍らせていきます。
その為今日の作業はここまで。
1日お疲れさまでした。

2日目開始

暴風雪の予報を気にしつつも、今日も元気にスタートです。
業務都合で残念ながら制作に参加出来なかったメンバーが、激励に駆けつけてくれました。

再び箸の制作

昨日固定した箸の芯材に雪をつけやすくするため包帯を巻いていきます。
これで万が一開催期間中に溶け出しても木の部分が目立ちにくいんです。
そして白は光を反射する色。
角材である芯材が、太陽の光を吸収して周りの雪を溶かすことを防ぎます。
まさに一石二鳥。

箸への雪付け

芯材を見えなくするために雪をつけていきます。
勿論倒壊させないため、厚めにさせます。
気温が低くてすぐに凍ってしまうため、時間との勝負です。
さらに角度をつけたものへと仕上げました。
ここで恒例の合言葉。
「エッジをきかせろ!」

顔付け開始

制作もいよいよ佳境に入りました。
最大の難関、目の位置を決めて彫り始めました。
何度も何度も、彫っては埋めての繰り返し。
一番時間がかかり、一番大変な作業ですが、仕上がった満足感が大きいのも事実。

羊さんのモコモコ

やはり羊さんと言えばモコモコした部分がトレードマーク。
エッジをきかせたおかげで立派に仕上がりました。
さすがは防火耐熱性の毛皮。ジンくんとても暖かそうです。

作戦を変更

なかなか目の部分が思うように行かない。
そこで先に鼻の位置を決めてから目の位置を決めました。
このバランスがとても重要となり、仕上がりに大きく影響します。

顔の仕上げ

顔それぞれのパーツを完成させていきます。
目の中は小さなこぶなどあったりするとなかなかかっこ悪い。
細部まで丁寧に彫り上げるのが重要です。

完成

「いただかれます」のジンくん。

「ジンくんなの。今も食べられかけているけど、雪まつりとジンギスカンがみんなの思い出になってくれればそれで満足なの」

どうにか吹雪が本格化する前に完成にこぎつけることができました。
大通12丁目会場で、箸につままれたジンくんが皆さまのご来場を心からお待ちしています。

TeamElims2015

今年は道東で記録的積雪になるほどの暴風雪予報だったり、制作前には雨が降って豆腐がカチコチに固まってしまうなど、天気がとても心配でした。
更に雪像を少し傾けたのに加え、箸を横に這わせるなど難易度も高いものとなりましたが、無事完成にこぎつけることが出来ました。

観光客の皆様や会社の同僚、メンバーそれぞれの友人等沢山の方から応援・激励の言葉を頂きました。
今年は北海道のソウルフード「ジンギスカン」をモチーフとした人気キャラ「ジンくん」開催期間中も大変多くのお客様に記念撮影をしていただきました。
さっぽろ雪まつりが、皆さまの大事な思い出の一つとなれば幸いです。

来年もどうぞよろしくお願いします。

したっけ!

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