圃場センシングソリューション 農業マルチセンサーシステム
圃場・施設環境の情報化、農作業の自動化、高度化をめざした
農業マルチセンサーシステム
マルチセンサーを多地点に複数設置することで、遠くの圃場やビニールハウス内の状態がいつでもどこでもスマートフォンやパソコン、タブレットから参照できます。
活用方法
- 圃場・ハウス内の温度・湿度・土壌水分・CO2・日射量等の監視
- ハウス内の最適化または厳しい環境による生育コントロール
- 土壌の適度な空隙を維持し、土壌内細菌の繁殖環境の維持
- 不必要な灌水を減らす事による節水
- 肥料濃度の監視、等
特長
- 徹底した低価格化を実現
シングルボードコンピュータ(Raspberry pi)、汎用部品等の活用により低価格でご提供中です。
無線子機を多数設置しても、単独システムより初期費用、保守費用が安価に済みます。 - 携帯通信、無線ネットワーク通信により設置場所は自由
親機PCと無線子機間は無線通信でデータ通信でおこなうため、無線子機の設置場所は自由です。 - 農業クラウドサービス
センサデータはクラウドサーバに5年間データ蓄積し、現在状況照会、各種分析グラフ等をパソコン、タブレット、スマートフォンから見ることができます。また、温度の閾値を設定することで、温度異常の際、警報メールでお知らせします。
また、作業計画登録と実績登録が行える、簡易な営農日誌サービスのご提供も可能です。
ハウス(温度・湿度)遠隔モニタリングシステム
機能
- ハウスに設置した温度・湿度センサーから親機経由で農業クラウドにデータ蓄積。スマートフォン・PC・タブレットで温度・湿度等の情報を手元で確認できます。
- 温度・湿度はアラーム設定により警告メール送付。
- 親機と無線子機間は低省電力・長距離無線通信「LoRa」利用による通信コストはかかりません。
用途
- ハウス等の見廻り作業
他に、土壌センサー(土中温度・体積含水率・EC・pH)、CO2・日射量センサー等を接続できます。
効果
- 温度・湿度の監視作業の軽減化
- ハウス内の最適化または厳しい環境による生育コントロール
畑作(簡易気象・土壌センサー)遠隔モニタリングシステム
機能
- 簡易気象観測センサー(温度、湿度、風向、風速、雨量、照度、紫外線、気圧)または土壌センサー(土壌水分率、地温、EC:電気伝導度、pH)で計測し、農業クラウドにデータ蓄積。
インターネット経由でPC、スマートフォンから現場の気象情報、土壌情報をどこからでも参照できます。 - 汎用部品、LoRa長距離無線ネットワーク利用により低コストでご提供。
目的
- 農場における気象観測
- 積算気温による病害虫防除・収穫予測等
水田(水位・水温)遠隔モニタリングシステム
機能
- 水田に設置した水位・水温センサーから親機経由で農業 クラウドにデータ蓄積。スマートフォン・PC・タブレットで水位・水温等の情報を手元で確認できます。
- 水位・水温はアラーム設定により警告メール送付。
- 親機と無線子機間は低省電力・長距離無線通信「LoRa」利用による通信コストはかかりません。
用途
- 水田水位等の見廻り作業
- ため池等水位監視
効果
- 貯水タンクの水位監視
- 水位・水温の監視作業の軽減化
以下につきましても個別対応可能です。
- 環境制御装置連携
- ドローンでのリモートセンシング
将来構想・・・目指す姿
集約した生育・環境・営農などのデータを基にAIによる高精度な生育予測・栽培管理を行い、生産性向上・品質向上・コスト削減を実現して持続可能な農業を目指します。